伊東充隆のワクワク青空禅 /沖縄

先日の新聞からご紹介させて頂きますね。

ついに、というかやっと、公立校でも通信簿がない小学校が登場したそうです～
私立校では既に通信簿のない学校がありますが、公立小学校は確か、初だと思います。

「神奈川県・茅ヶ崎市立香川小学校」の挑戦!!!

「良い評価が多かったら喜び、そうでなければ悲しむだけ。それでは意味がない。」そんな校長先生の問題提起から始まり、2年間の議論を経て2年前に通知表を廃止したそうです。

通信簿は教育機関で必ず必要なものだと思っていましたが、学校に作成義務は無く、決められた形式もなく、校長先生の裁量で無くす事が出来るそうです。
これは初耳です。

廃止後、先生の側にも変化が現れ、子どもに優劣を付けるこれまでの「当たり前」の発想から教員が自由になってきているそうですよ。


当たり前の発想から自由になって、先生方、どうしたと思いますか?

まず、通知表が要らないから点数を出す必要がない、とテストに点数を付ける事を止めた。
これは、理解していない事を把握し、次の学習に繋げるというテスト本来の目的に立ち戻った決定です。

また、学年の団体競技では、目標を「本番で練習よりタイムを縮める」に決めた。
すると、どの子も順位を気にせず、タイムを知ろうと息を詰め、発表に大歓声。結果、全クラスが記録更新!!!

ステキな話ですね。
自分自身の無限の可能性に挑戦する
子ども達の生き生きした顔が、目の前に浮かびます。


他と比較しない。
たったこれだけの事が、どれだけの自信と活き活きと生きる力に繋がるか。

とても嬉しいお話だったので、お伝えしてみました。


本日も、穏やかな一日でありますように